Toshie Flower Designのコンセプト”Enjoy the Moment”「今を楽しむ」に因んで私の周りにいる今を楽しんでいる素敵な人たちをPic up して取材し、価値観やライフスタイルなどを皆さんとシェアして行きたいと思います!
また、取材のお礼としてその人をイメージした花束をプレゼントしますので、そちらもお楽しみくださいね。
第2回目は、私が時々ワークショップ開催場所として利用させていただいているお店の店長さんです。


「れんたるスペース&こどもと関わる仕事の人専門店 Cue」
店長 小俣亜耶乃さん

Toshie(以下省略)  最初に、小俣さんのご経歴を簡単にお願いします。

小俣さん「最初は千葉市内の保育園で4年間保育士として働いていました。3年目くらいから、もっとハードな仕事をして自分の知らない世界に挑戦してみたいなと思って児童養護施設に転職し、8年間働いていました。


 転職って、今の仕事が大変でもっと自分に合った仕事をって考える人のほうが多いと思うんですけど、もっとハードなことにチャレンジしたくて転職したって聞いてちょっと「え?」と思ってびっくりしたんですけど(笑)。

小俣さん「保育園で担任として子供たちと関わっていく中で、子供の気持ちに焦点をあてて、例えば優しさってなんだろうとか。そういう話し合いをしていくと、自分も子供たちも揺さぶられていって、クラスの雰囲気が変わっていくんですね。その変化がすごく楽しかったんです。

感情の変化とか、「揺さぶられる感じ」の方に小俣さんは興味を持たれて、そこをもっと掘り下げていくようなお仕事をしたいって思ったんですかね?

小俣さん「そうですね!まさに、そういう事だと思います。

元々、ご自身が人の気持ちとか、心理的なことに興味がおありなんですか?

小俣さん「そうですね。心理学は興味があって勉強もしましたし、人が話していることってそれがすべてではなくて、その内面にどういう思いがあってその発言になっているのか、本心を知りたいと思っています。

小俣さんって、竹を割ったような明るいイメージなんですけど、心理学って繊細だったり内向的な人が興味をもつ分野っていうイメージを持っていました。そこがちょっとギャップがあるんですけど。

小俣さん「私は実はそんなに強い人間ではないんです。すごく考えるほうで。周りの人が私の自己肯定感を育ててくれたからこそ、いろんなことを考えていても、やっていけるんだと思います。

竹のように見えるけど、中はぎっしり詰まっているんですね。竹に見せかけて、割ってみたら竹じゃなかった!みたいな(笑)
一人でお店をやっていると、今コロナの影響もあったりするので、仕事が思うように行かなくて悩んだりする方も多いと思うんですけど、そういう風に「どん」と構えていられるのはどうしてなんでしょう?


小俣さん「正直、どうしようかなあって思うこともありますね。ただ、ありがたいことに、そういう弱音を吐いても許してくれる友達とか家族がいるからかもしれないです。聞いてもらっているうちに、『なんとかなるか』って思ってまた前に進めるんです。

そうやって、いつも小俣さんが家族や友人の方に受け止めてもらっているように、ここではご自身が受け止める側になって、子供と関わる仕事をする人を支えたい、ということなんですね。

小俣さん「はい。子供と関わる仕事の中で抱えてきたモヤモヤをここで落としていって、また頑張ろうって思えるきっかけになれれば、と思って”Cue”『きっかけ』という名前にしたんです。

そうやって、保育園、児童養護施設、Cueっていう風にご自分の方向性がどんどん決まっていって、追及していってるじゃないですか。だから、ここからまた何か、発展していきそうな気がしてきました。

小俣さん「はい、まだはっきりここで明言できる段階ではないのですが、もう次の野望はあります!

ああ!そうなんですか!

小俣さん「自分としてはここが最終地点ではないです。このお店はスタート地点で、ここからまた発展していく、という感覚でいます。

ということは、数年後にはこのお店は誰かに任せて、小俣さんは実際もう飛び回っている、みたいな。

小俣さん「その予定です(笑)。思い描くことはできるので。イメージできることは、実現できると信じています。

話は変わって、普段どのようにリフレッシュされていますか?

小俣さん「自然の中でアクティブに過ごすのが好きですね。事前に計画を立ててというよりは、思い立ったらすぐに行く感じです。友達と、泊まるところも決めずに出発して、勢いで遊ぶのが好きです。

じゃあ、何かストレスたまってきたり、悩んだりしたときは、パーっと行っちゃうんですか?

小俣さん「そうです。フットワークは軽い方だと思います。前の職場でも、バーベキューしようとか海で遊ぼうとか、そういう事を企画してきたので、今後は、友達に限らずここを利用してくれた人と一緒にそういう事もやりたいなと思ってます。改まってこういう場で話すより、自然の中で楽しみながらのほうが、人の本音って出ると思うので。息抜きの場、大人が子供の部分を開放する場を提供したいなと思います。

普段の短いタームでの息抜きってどうしてますか?

小俣さん「姉と話すことですかね。お互い親友だねっていうほど仲がいいんです。もう嫌になっちゃったな、と思った時も、姉と話しているとまた意欲を取り戻すことができています。

じゃあ、信頼関係があるに人に話を聞いてもらうことが自分をキープする上ですごく大事、ということですかね。

小俣さん「私はありがたいことに、そういう存在が身近にいて救われているんですけど、中にはそういう存在がいない人もいる。そういう人がここを利用して話ができて、自分は一人じゃない、何かあったときはここに誰かがいるなっていうのを知ってもらいたい。という気持ちで私はここにいます。

《編集後記》


 「イメージできることは、実現できると信じています。」と力強く話す小俣さん。実はとても謙虚な方なんです。周囲への感謝の気持ちをいつも持っていて、とても素直で優しい。仕事上のやり取りをしていて、そう感じます。自分に自信がある人は、威張る必要がないんだなあ。今回のインタビューを通して私が得た大切な気づきです。
 お店を訪れると、いつも明るく元気に迎えてくれる小俣さん。その明るさと元気は、生まれ持った性格はもちろんあるけれど、「こういう仕事をしたい!」という気持ちがエネルギーになっているのかな、と思いました。
 とにかく、どの切り口から伺ってもお仕事の話に繋がっていく。夢と目的をもってCueを開店し、今は本当にお仕事のことで頭も心もめいっぱいワクワクしているんだろうなあ。
 そして、めちゃくちゃポジティブ!だけど、私自身がかなりの楽天家なので、そこは私と同じ感覚で「わかる、わかる!」と言いながらお聞きしました。
 とってもキラキラしている小俣さん。私たちにも、真似できることって何だろう。お店を開いたり、思いのままにやりたい仕事をできる状況ではない人もいる。だけど、小さなことでも何か「やりたい」って思うことをやってみる。そういうときって誰でもワクワクしますよね。一つやってみたら、その先にきっと何かあって、いつの間にかワクワクする毎日を過ごしているあなたは、「いつも明るく元気ですね!」って誰かに言われているかもしれませんね。
 フラワーアレンジメントって「やってみたいな」と思っても、最初はちょっと敷居が高く感じるかもしれない。でも「やってみる」って決めた瞬間から、ワクワクな毎日がきっと始まると思いますよ。

取材のお礼としてこちらの花束をプレゼントしました。小俣さんは、初めてお会いした時からひまわりが似合う方だなあと思うほど、とにかく明るく元気な印象でした。ぴょんぴょんと飛び出す草花たちは、思いのままに好きなお仕事をして自由に生きる姿を。野に咲くような草花たちのチョイスは、小俣さんの気さくで飾らない性格を表現しました。
使用花材:ひまわり、複色ひまわり、ダリア「ミッチャン」、ニゲラ(実)、ワレモコウ、アマランサス、キイチゴ「ベビーハンズ」